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近在農家の良心市
遠鉄ストア内に朝取り野菜が
◆遠鉄ストア内に朝取り野菜が!
「何でこんなに野菜が高いの」
「野菜の鮮度、気になるなあ」
「あちこちの農家の近くに良心市があるけど、そこまで行くのは・・・。」
という方々へよいお知らせ!
なんと遠鉄ストアで、安くて新鮮な野菜が買えますよ!
「近在農家の良心市」
遠鉄ストア磐田店では、入り口付近に屋台のような木製ワゴンに新鮮野菜が並んでいます。

店長さんに話をうかがいました。
「他の遠鉄ストアでも同じように取り組んでいますよ。」
「農家のみなさんに場所を提供している、ということです。」
「途中のマージン抜きで提供できるという利点を生かしているわけですね。」
「すべての野菜や、充分な量をカバーできるのではないので、店内の野菜の売り上げが減るということもないし、店・農家・消費者、それぞれにとっていい形の販売方法ではないでしょうか。」

なあるほど、
『それぞれができることをする。』
『足りないところはカバーしあう。』
『結果として消費者、市民の生活が潤う。』

ということですね。

出荷している農家の代表鈴木さんにもお話をうかがいました。
「もう、毎日毎日出荷するので大変ですけど、おかげさまで評判もよく、皆さんよく買ってくれますし、開店前から並んで待っていてくれる人もいるようです。」
「作っている農家でも、売れるように考えてテレビで話題になった作物を作っている人もいますよ。」


そうそう、あまりお目にかからない『エンサイ(空芯菜)』という野菜を私も買ったことがあります。簡単な料理メモも置いてくれていたので、とても助かりました。
私がこの野菜を買った大きな理由の一つが、すべて生産者の名前が付けてあること。なんだか、とても安心して買うことができました。
売り上げの管理上必要だということで名前入りなのだそうですが、自分の名前がついていることで、「恥ずかしいことはできない。」という意識が強くなったと鈴木さんもおっしゃっていました。
「この人の作ったきゅうりを前にも買ったなあ。」と思いながら、次の時はおくらを買ったこともありました。

遠鉄ストアという大きな組織が仲介してくれて、市民と農家がより近づき、相互に働きかけ合いながら豊かな市民生活が生まれてくる。
マージンの取りあいっこみたいに「商売」を考えていましたが、そうとばかり言えないようです。売れればいいという時代は終わった、ということでしょうか。
『良いものを買う。』
そうすることで、お店にも農家にも消費者の声を届ける。
忙しく働いて新鮮野菜を提供してくれる農家の方々にも、お店を経営する方々にも、消費者として、市民として、発展的な働きかけを心がけたいですね!

他の遠鉄ストアでも実施されています。お近くのお店をのぞいてみてください。
出荷する野菜(青物)によっては開店時刻に間に合わないものもあり、お昼ごろにワゴンに並ぶものもあるそうです。午前中で売り切れという日もあるようですが、思わぬ時間が狙い目だったりして!
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