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◆かながわ・女のスペース’みずら’ |
『特定非営利活動法人 かながわ・女のスペース'みずら'』は、
「女性の24時間をサポートします」という女性たちのための女性たちの自主的な活動の場です。
「最初は本当に小さなグループとして、仲間たちで始めた自らのエンパワーのための活動でしたが、次から次へと入ってくる電話相談の現実に突き動かされ、教えられ、「こうなればやるしかない」と覚悟を決めてがんばって」('みずら'パンフレットより)きたという会です。
活 動 : |
相談および解決に向けたサポート
緊急一時保護施設(シェルター)の運営 |
広 報 : |
会員向けニュースレター(月刊『みずら通信』) |
会 員 : |
会員・賛助会員数 400名(2002年) |
正会員資格 : |
神奈川県在住、在勤の女性 |
賛助会員資格: |
県外の女性および男性 |
年会費 : |
正会員月額2000円
賛助会員年会費10000円(1口以上) |
今回、10月半ばから11月まで、「みずら」の電話相談員養成講座に参加する機会を得、5回の講座に参加してきました。
持ち込まれる相談の多さ・多様性にびっくり!
職場でのセクハラ・同僚女性からのセクハラ・夫からの暴力被害・女性の子どもへの内縁の夫からの暴力・パスポートを取り上げられてしまった女性・祖国では結婚したことになっている女性(日本では夫は未婚)の夫婦間と親子間の問題
「何故、こんなことがあるの?」「どうしてこんなことになっちゃうの?」と思ってしまうような実例に基づいて講義が行われました。
その困難な状況に立ち向かっていく『みずら』スタッフのパワーにびっくり!
精神科医や弁護士の専門家の力・知恵を借りながら、労働組合や法務局や児童相談所・役所・ときには大使館まで行き、問題解決へ向けて本人の意志を確認し、交渉・協議していきます。
人権無視・無知・無責任な男性相手に正々堂々と交渉していく姿が想像されて、思わずカッコいいなあ!と心の中で拍手しました。
それらの活動が会員の会費によって支えられていることにもびっくり!
現在でこそ各種の助成金を得られるようになったようですが、主たる運営費はやはり、会員による会費。400名の会員がいるということでしたが、この方たちは、毎月2000円の会費を払って、ボランティアをしてくださるのです。
(ボランティアは無償だとは知っていましたが、ここではお金を払ってボランティアをするんです)
磐田では、女性の問題は起こっていないのでしょうか?
なんかいやだなあと思っても、我慢している女性が多いのではないでしょうか?
相談したくてもできない、どこにすればよいかわからない、どうせ聞いてもらえない・・・・。
磐田にも女性が気軽に相談できる、困っている女性の立場に立って相談を聞いてくれる、問題解決に向けて一緒に行動してくれる場があったらいいですね。
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