|
|
| ◆駅北３７街区再開発ビル｢ファミリーサポートセンター｣ |
２月２７日、再び市長早朝ミーティングに行ってきました！
今回は、主に駅前に建設中のビル内に設置されることになっている「ファミリーサポートセンター」についてうかがいました。
◇現在はどのような状況ですか？
今年７月オープンに向けて着々と準備が進んでいます。できるだけ早いオープンが望ましいので、遅れのないよう建設中です。
◇どのような特徴がありますか？
このような施設を設置する場合、今までだったら例えば磐田の社会福祉協議会に運営管理等をお願いするという丸投げになってしまう傾向がありましたが、今回はそうではありません。西部地区の実績のある団体に計画の公募をして、応募された中からベストと思われるものを選択して準備を進めています。
より市民の要望に応えられる施設になると思いますよ。
期待していてください。
※ファミリーサポートセンター 【福祉課課長と担当の米田さんのお話から】
在宅で保育されている子どもへの支援、さらにその保護者の悩みを受け止めたり、保育者同士の交流の場としたり、ボランティアの拠点となったり、預けるばかりではない子育て支援の場。
再開発ビル内で市が運営する部分内の約三分の一から四分の一、４３０平方メートルのスペースが確保されています。
公募を連絡した団体は、西部地区で児童施設(幼稚園)を運営している社会福祉法人。４８団体に通知を送付。その内10社が説明会に参加してくれ、現段階では2社が運営を希望。
保育･子育てに関する専門知識を持ち、運営のノウハウも持っている法人にお願いすることで、公的な運営以上のものができると期待しています。市民のニーズにもよりすばやく柔軟に応えられると思われます。
現在、7月のオープンに向けて、最終的な詰めをしているところです。
さて、ひととおりお話を聞いてしまうと、疑問も生れてきます。
公募・・？
「ボランティアの拠点」「子育て支援」などこそＮＰＯの出番だと思われるのに、民間企業対象とした公募だったのは何故なのでしょう？「公」の捕らえ方が違うのかな？
市民の要望？
具体的にどのような要望が市民から出されているのでしょうか？広く耳を傾けるとか、調査をしたのでしょうか？
要望・期待・・・！
たった二ヶ所の「子育て支援センター」しかなかった現状から考えれば、ファミリーという視点で子育てをサポートしてくれるセンターが市の中央部に設置されることは大変喜ばしいことです。多いに期待したいところですね。
以前、第３期『女性会議』の提言で、「子育て支援センター」「男女共同参画センター」など子どもや女性をめぐる総合的なセンター設置の要望がありましたが、それに対するの市側の回答は、
「提言されている全ての機能を持つ施設は、現在のところ不可能であるが、「子育て支援センター」を取り掛かりとし、できる部分から対応していきたい。総合的な施設は、市民ニーズ等との整合性をとりながら、今後検討していく課題と捉えている。」
というものでした。
今回設置されるファミリーサポートセンターが、子育てに関わる人だけでなく、磐田の子どもを見守り、育ちあっていく市民一人ひとりにとって、利用しやすく・利用価値のある施設になってほしいものです。
そのためには、「こうしてほしい。」「こうなるといいなあ。」と大勢の声を届けることから始めましょう。
ところで、早朝ミーティングのお話の中で市長は、「地方分権ではなく、地域主権」という考え方を示されました。
「中央があって地方がある」というのではなく、もっと主体的に、「権利は地域にある」という発想の転換が必要だと思う。
なるほど、なるほど！
地域のニーズが地方公共団体を動かす。
地域のニーズは、市民一人ひとりの要望から！
多いに主体的に働きかけましょう！
※ 市長早朝ミーティング
日時：
平日・始業前の30分(８:００〜８:３０)
市長の業務のない日
〈事前に予約するとその人とだけしか話せないということになるので、予約制にはしない。前日であれば、市長の業務がわかるので、その問い合わせは可能。〉
場所：市役所３階応接室
ねらい：
一般市民の声を幅広く・直接伺うことによって、市民の視点に立った行政を推進する。
磐田ＮＰＯサポートセンターでは、今後も市長の予定を確かめながら、何度でもこのような市長と直接話し合う機会を設けようと考えています。
課題・疑問などありましたら、どしどしご連絡ください。
|
|
