特定非営利活動法人磐田NPOサポートセンター 特定非営利活動法人磐田NPOサポートセンター
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市民活動団体紹介
・Escola Nipo Brasileira「日本ブラジル学校」
・磐周教育を語る会
・浜松子育て教育文化ネットワーク
・育児サークル「かわばたもろっ子」
・浜松アトピーの会
・べびーもんきーず
・ふうせんクラブ
・子どもを守る母の会
◆Escola Nipo Brasileira  「日本ブラジル学校」
磐田市鳥之瀬で大きなブラジル国旗の描かれた看板を見たことはありませんか?
以前はブラジル料理のお店でしたが、今はブラジルから来た子どもたちがいっぱい!乳幼児から、小中学生の年代(1歳から15歳)まで、大勢の子どもたちが日中生活しています。
通訳をしてくださった、この学校の英会話教師バーバラさんといっしょに11月5日にうかがって、お話を聞きました。
 編集人にとってはずいぶん大きな、異文化体験。
何しろブラジルの言葉と英語と日本語が入り混じり、部分的に分かってうなずくこともあるけれど、一人だけ笑いから取り残されてしまったこともあって、自分の気持ちが伝わらないことのもどかしさ、相手の気持ちが理解できない辛さがよく分かりました。
ということは、遠くブラジルから来ている人々はもっと分かってほしい、分かりたいと思っているのでしょうね。

●学校の成り立ち・発展
1992年 ソニアさん(この学校の校長先生)がブラジルから来ている小さな子どもたちの面倒も見ることをはじめました。
その子どもたちの成長とともに、勉強も必要になってきて、1999年に9人の子どもたちで始まったのが、Escola Nipo Brasileira (日本ブラジル学校)です。
なんとその3年後には、子どもたち130名がここで学ぶようになったのだそうです。大事なのは子どもたちの教育、どの親・保護者も同じ思いですね。
現在ではブラジル政府の認可も得て、ここで学んだことは、きちんと評価されるということです。
母国語をしっかり習得することが第一目標。1年生からは英会話も学びます。
水曜日には、Arco Iris(ドゥンガを支援する会)というボランティアグループが、日本語を教えてくれます。
ところで、日本の学校なら無償で入学できるのに、わざわざ遠くから(浅羽や浜松から・費用もかかるのに)来るのには、理由があります。
  • 日本語の習得のレベルによって学年を決定できないこと。
  • どうしても文化摩擦・意識の違いは起こってくること。
  • いずれ母国に帰るのに、母国語の読み書きに不安が生じること。
  • 日本の学校では両親が働いている時間帯全部をカバーできないこと。
  • 保育園の受け入れ手続きなどが難しいこと。また、先生と両親とのコミュニケーションが難しいこと。
お互いにもっと知り合えれば、何かお手伝いできるのにって思えます。
英語もポルトガル語も、日本語も、いろんな人が使えるようになって、いろいろな気持ちが分かるようになって、お互いの生き方を考えられたら、もっと豊かに楽しくなるでしょうね!
もうすぐ、とってもいい行事が予定されています。
ブラジルの卒業式です。
 ブラジルでは、12月が日本でいう学年末。これを終えて、楽しい夏休み(地球の反対側ですから!)を迎えるのだそうです。
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