|
◆てくてく クリーン隊 (向笠・大藤・岩田地区) |
前日の雨がすっきりあがった、4月6日(日)。
朝早くから向笠・大藤・岩田地区の通学路周辺のゴミ拾いをしている人たちをみかけませんでしたか?
新学期を前に「子どもたちに気持ちよく通学してほしい。」と、この地区のお父さん・お母さん・子どもたちが自主的に始めた活動です。もう三年目、今回が第7回なのだそうです。
最終収集場所の向笠公民館には、空き缶・空き瓶・ビデオ・成人向け雑誌・・・中には家庭ゴミまでが集まりました。始めた当初は軽トラックに何台分ものゴミが集まってびっくりしたとか!?
「きれいにしていれば、捨てる人もいなくなる。」
という信念のもと、拾い続けていくと、以前に比べると少しずつゴミも減ってきたようです。
終了後の話し合いではいろいろな意見が出ます。
「谷の下まではとても拾えない。何故、どうやってあんな所に捨てるんだろう。」
「捨てようとしても捨てられないような、何かができないかなあ。」
「ガードレールがしっかりあると、わりと捨てられてないみたい。」
「標語を作って、絵の得意な人に手伝ってもらって、看板をつくるとか・・・。」
地元のために、地元の人でできるアイディアがたくさん生まれます。
これらのパワーのもとは、次のような気持ちではないでしょうか?
「ごみを拾っていると今日は何の役で出ているの?と聞かれる。それは違う。役についているから拾うのではない、ということをわかってほしい。」
- 自主的に、こうしたいと思ったことを仲間を募って行動する。
- 共感する人が増え、地域の環境もよくなり、地域の人々の心の輪も広がる!
これこそ市民活動ですよね。
もう一つぜひともお知らせしたいのは、地域の協力があったこと。
☆ごみ袋を提供してくれたのは、公民館。
☆道路脇で活動する時の危険防止になるように目立つ黄緑色のビブス(一年間の保険付)を提供してくれたのは地元の大手企業。
この地区で共生している、いろいろな立場の人々の心次第で、もっと住みやすい生きよい地域が形作られてきますね。
|
|
|